住宅の倒壊事例

地震対策

住宅の倒壊には色々な理由が存在しています、専門的な複雑な説明は抜きにし、単純な物をご説明いたします。

店舗の様に道路面に大きな開口が必要で柱の間隔が開き、壁が無く、上部2階に倉庫、瓦屋根などの重量が乗っかっている建物は倒壊の危険が充分あります、店舗には常時いる場合が多いので震災時に被災される事になります、店舗を耐震補強するのは高価になりますが店舗内の常時いる場所(レジスペース)だけをシェルター化すれば安価で最悪の死を回避できる可能性が生まれます。

住宅では南東側へリビングなどに大きな開口をとり北西側へ小部屋を集中させると建物の重心は北西側に大きくずれます(重心とは家をワイヤーで吊るした時に傾かずにバランスの良い位置)、その場合に地震力(水平力)で建物は重心を軸として回転します、南東側が何度も大きく回転すると壁が壊れ柱が抜けて崩壊し始めます、一部が崩壊すると建物全体が傾き全壊に至る可能性が増します、そこで留まることの多い南東側のリビングをシェルター化すれば死を免れる可能性が増します。


木造住宅での基礎形状の違いで震災時の被害状況が大きく変わります、べた基礎は建物内部を全てスラブでつなぐので震災時に不動沈下(地震力により部分的に土地が陥没する現象)が起きても基礎形状は保ち、建屋の崩壊をまぬがれる可能性が大きいのですが、布基礎はべた基礎に比べれば不動沈下により基礎からの崩壊で全壊にいたる可能性が大きくなります。

布基礎
内部が土の為シロアリ被害も発生しやすく最近ではあまり施工事例は少ない、土間が打ってあっても防湿、シロアリ対策だけの基礎と一体でないコンクリートでは耐震強度に問題がある。

べた基礎
立上り部分とスラブが一体となり不動沈下が起きてもある程度粘り強く形状を保ち、土台と柱の緊結が損なわれなければ崩壊から免れる可能性が大きくなる。

Translate »
タイトルとURLをコピーしました