父との別れ

ひとり言

大好きな父が亡くなった、私と同じ肺がんだった、早く見つかっていればと思うと悔しい、父は優しい人で、また人の本質を見る人だった、家族の中で唯一の日本人の私に心を寄せてくれた、私が作業中で父と二人だけが家に残る時に、父は昼ご飯を用意し、休憩時のお菓子や冷水をくれた、作業で汗をかいたと思えば、夜はお父さんの作った鶏の足、ピーナッツで乾杯だ、父はあまりタガログ語が分からない私に、自分の考えをいつも伝えた、疲れると「早く言葉を話せるようになれ」と

父は娘である妻と3人でビールを呑むのがこの上なく楽しい様だった、妻はお父さんにとって頼りなる娘で、いつからか妻がこの家族の大黒柱だ、妻も父親を愛し父親を喜ばす為に最善を尽くしていた。私は横にいて素敵な親子関係をみる事が出来て幸せな時間だった、いつかまた呑みましょう!

日本では火葬の後、骨を箸で拾いますがこちらでは骨壺の中の骨をビニール越しですが触れます、まだ暖かい骨に触れて故人に思いを馳せます。

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